197/200
代官山のメインストリートから少し足を進めて、静かな住宅街に入った場所に、ひっそりと灯りをともす一軒の居酒屋「izakaya たろ」。
店内に入ると、中央にどっしりと置かれた大きなテーブルと、厨房を囲むカウンター席が目に飛び込んで来ます。
大きなテーブルも、他のお客様とゆるやかにお店を共有するカウンターみたいな感覚で使えるので、実質的には全席カウンター席のような心地よい一体感があります。
こちらが本日のお品書き。

こちらのお店、実は店主がいつも
ワンオペで営業されているんです。

気さくで明るい店主の絶妙な間合いと手際の良い仕事ぶりで、店内には終始アットホームで居心地の良い時間が流れています。

まずは大将に日本酒をおススメしていただきました。

お通しがこちら。酒が進んじゃうラインナップです。

しっとり滑らかな口当たりに仕上がったあん肝は、雑味が一切なくて濃厚なコクが特徴。ちびちびつまみながら日本酒を一口含むと、お互いの旨みが引き立ち合って、本当にしあわせな組合せ!

ヒゲがついたままじっくり香ばしく焼き上げられたヤングコーン。

焼き加減が絶妙で、素材本来の美味しさを素直に堪能できる一品です。

「刺身盛り合わせ」は豪華なラインナップ。上品な白身の味わいのひらめ、そして鯨も。

しっとりとした赤身にとろけるような甘みとプリッとした食感の甘えび。

お酒もどんどん進んじゃいますね。

締めくくりに選んだのは「〆の素麺」。
シンプルだからこそ出汁の丁寧さが際立ちます。

冷たく引き締まった素麺がするりと喉を通り、お酒を楽しんだ後の体にやさしく染み渡っていくのを感じました。

どの料理も一見すると親しみやすい居酒屋メニューですが、素材選びや火入れ、仕込みの細部にまで丁寧な仕事が施されていて、店主の確かな腕前が伝わってきます。
美味しいお刺身と季節のおつまみ、そして美味しい日本酒が恋しくなった夜に。住宅街にひっそりと佇むこの場所に、また足を運ぼうと思います。
ごちそうさまでした!
izakaya たろ (居酒屋 / 代官山駅、中目黒駅、恵比寿駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
コメント