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大阪・北浜。かつては金融の街として栄え、今もなお重厚な近代建築が立ち並ぶこのエリアで、ひときわ存在感を放つのが「大阪証券取引所ビル」です。その1階に店を構えるのが、日本イタリアン界の巨匠、山根大介シェフ率いる「ポンテベッキオ」。
天井が高く、モダンで洗練された店内。窓の外に見える北浜の景色が、日常を少しだけ遠ざけてくれます。
今回は、お料理に合わせてペアリングをお願いしました。

まずは、キリッと冷えた泡からスタート。

最初の一皿、アミューズは「ほんのり温めたモッツァレラと菜の花のズッペッタ」。
運ばれてきた瞬間、菜の花の鮮やかなグリーンが目に飛び込んできました。

ズッペッタ(小さなスープ)の中に浮かぶのは、絶妙な温度感で温められたモッツァレラ。

続いて登場した前菜は、「サワラの魚醤付け焼き 空豆を添えて」。
驚いたのは、サワラの仕立てです。お腹側の脂が乗った部分と、背中側のしっかりとした身の部分が、なんと段々に重ねて調理されているのです。
どこから箸をつけても、ふっくらとしたジューシーさと、適度な弾力が同時に押し寄せます。皮目はパリッと香ばしく焼き上げられ、魚醤特有のコクのある塩気が、サワラの繊細な旨味をグッと引き立てていました。

メインのパスタは、「塩漬け牡蠣と芹のスパゲッティーニ 柚子風味」をセレクト。
大粒の牡蠣が贅沢に盛り込まれており、その旨味の濃さに驚かされます。一度塩漬けにすることで、牡蠣の味わいがギュッと凝縮されているのでしょうか。パスタ一本一本に、その濃厚なエキスがしっかりと絡みついています。

そこに加わるのが、芹のシャキシャキとした食感と、独特の野性味のある香り。重たくなりがちな牡蠣のパスタを、仕上げの柚子が鮮やかに、軽やかにまとめ上げています。
食後には、カフェとプティフール。
大切な人との食事や、自分へのご褒美に。美味しかったです、ごちそうさまでした!
















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