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東銀座駅から歩いて約5分。1991年の創業以来、30年以上にわたって銀座で愛され続けてきた名店「ル・ジャルダン・デ・サヴール」でランチをしてきました。
ここは、今では当たり前になった「カウンターフレンチ」の先駆けともいえる場所なんです。

オーナーシェフの中澤敬二さんが、2026年2月21日をもって料理人を引退されることを決められました。その最後の日まで、シェフは変わらず全力で腕を振るい続けています。

階段を降りていくと、そこには四分の一円形の美しいカウンターが広がっています。

視界がパッと開けていて、中澤シェフが料理を仕上げる手元の所作まで、すぐ目の前で、すべて明瞭に見える。まさにライブステージのような空間!
シェフ歴40年を超える大ベテランの無駄のない動き、立ち上る香り、そして熱気。料理を待っている時間さえも、贅沢なエンターテインメントに変わってしまうのが、このお店の魅力です。
老舗の王道フレンチのコースを予約しました。
「うさぎ肉とフォアグラのテリーヌ」。
しっとりとしたうさぎ肉と、濃厚なフォアグラのハーモニー。クラシックなフレンチの良さをガツンと感じる、重厚感のある味わいです。
サクサクのパンと上品な甘みのあるバター。

宝石箱のようなスペシャリテ「温野菜のガルグイユ」。

約30種類から40種類もの季節の野菜が、一皿に凝縮されているんです。ソテーされた野菜たちは、どれも素材の味が濃く、力強い。一つひとつ火入れの具合を変えているのでしょう、シャキッとした食感もあれば、とろけるような甘みもあり、食べる場所によって全く違う表情を見せてくれます。
春らしい、菜の花と筍、帆立を使った一皿。

食材の旨みがぎゅっと凝縮され、ひとくち食べるごとに口いっぱいに広がるんです。

メインに登場したのは「ジビエのパイ包み」。
これもまた、中澤シェフのスペシャリテ。サクサクのパイ生地の中に、ジビエの旨味がギュッと閉じ込められていて、ナイフを入れた瞬間に広がる香りがたまりません。

赤ワインと一緒にゆっくりと味わう時間は、まさに至福のひとときでした。

最後のデザートはフォンダンショコラ。
とろける濃厚なチョコレートは、とってもなめらかなくちあたり。

銀座で30年以上、カウンター越しにお客様を笑顔にし続けてきた「ル・ジャルダン・デ・サヴール」。
カジュアルな雰囲気もありながら、出てくる料理はどれも「本物」。気取らず、でも最高のフレンチを味わいたい方に、ぜひ訪れてほしい一軒です。
シェフが引退される2月21日まで、残された時間はあとわずか。 中澤シェフの集大成、そして至極のガルグイユを、ぜひご自身の五感で受け止めてみてください。
ごちそうさまでした!
ル・ジャルダン・デ・サヴール (フレンチ / 東銀座駅、築地市場駅、銀座駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5














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