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五感すべてが研ぎ澄まされるような、そんな体験。
京都・千本エリアにあるミシュラン一ツ星のフレンチレストラン、「La Biographie(ラ・ビオグラフィ)」にランチに行ってきました。
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お店の外観は非常にスタイリッシュ。一歩足を踏み入れると、そこは清潔感あふれるホワイトを基調とした、落ち着きのある空間が広がっています。
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席はカウンターのみのオープンキッチン。 まるで劇場の最前列に座っているかのように、シェフたちの無駄のない所作や、料理が仕上がっていく香りを目の前で楽しむことができます。まさに特等席ですね。
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メニューは「おまかせコース」の1種類のみ。
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まずはシャンパンからスタート。お酒はペアリングでお願いしました。
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コースの幕開けは、「Aperitif 5 gouts(アペリティフ 5つの味覚)」。  
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「苦・甘・旨・酸・塩 + 融合」 メニューに書かれたこの言葉通り、最初の一皿で味覚の全てに問いかけてくるんです。 
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これから始まるコース料理を受け入れるために、舌の感覚を極限まで呼び覚ますような、そんな儀式にも似たスタート。味覚の全てとその融合を堪能し、期待値は最高潮に達します。
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続いての食材は、卵。
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お店のシグネチャーディッシュでもある卵料理です。 「Œuf / signature(大原農園 卵 ショー・フロワー 小宇宙)」。
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「小宇宙」と名付けられたこの料理。 スプーンを入れると、なめらかなクリームと卵の黄身がとろりと混ざり合います。
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口に運ぶと、酸味、甘味、そして卵の濃厚なコクが層になって押し寄せ、噛みしめるごとに味が変化していくんです。
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自家製のパンとバター。
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キッチンがとても近くて、シェフの調理しているところを目の前で眺められるのが素晴らしい。
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京都という土地柄を深く理解し、一皿一皿に「和」のエッセンスが散りばめられていました。
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香住の蟹。ロイヤルキャヴィアと蟹味噌、レモンの酸味が織りなす贅沢な一口。
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雲子(タラの白子)。
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冬の味覚の王様。菊芋の土っぽい香りと柑橘の爽やかさが、濃厚な白子を引き立てます。
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合わせるお酒はなんと日本酒。
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網走沖の鮟鱇(アンコウ)。
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聖護院蕪やなめこ茸といった和の食材と共に。
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木の芽の香りがふわりと鼻に抜け、京都らしさを強く感じさせてくれました。
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メニューリストの画像には載っていませんが、特別に「京都産きのこのスープ」を出していただきました。
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カプチーノ仕立てになっていて、口に近づけた瞬間に立ち上る3種類の丹後のきのこの芳醇な香り! 香りを食べる、という表現がぴったりな、感動的な逸品でした。
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メインのお肉に合わせて、お酒は赤ワインを。
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メインディッシュは京都姫牛。
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京都姫牛の霜降り和牛背肉を、なんと100分もかけて低温でじっくりと火入れをするそうです。
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添えられた檜(ヒノキ)の香りがほのかに漂い、地場の根野菜が彩りを添えます。 
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お肉は、口の中でほどけるように柔らかいのに、しっかりとした旨味がある。 赤身の力強さと脂身の甘さのバランスが絶妙で、低温調理ならではのとろけるような食感。
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デザートの種類も豊富なところがうれしいポイント。
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Amande(アーモンド)。
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そして、「Buche de noel(ブッシュ・ド・ノエル)」。
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好きなだけ食べていいですよ!とおっしゃっていただきましたが、さすがに全部は食べられなかったのでちょっとだけ。
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キャラメルのソースたっぷりで味わいます。
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コーヒーや紅茶、日本茶など最後の飲み物が選べます。
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わたしは大好きなほうじ茶をチョイス。フレンチで日本茶って新しい。
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ミニャルディーズ(小菓子)まで!
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味覚だけでなく、香り、見た目、そして空間の空気感。 そのすべてで京都の冬とフレンチの伝統を融合させた料理の数々は、まさに滝本シェフの伝記(Biographie)そのものでした。


普段のフレンチでは味わえないような、和の食材との独創的なマリアージュ。ごちそうさまでした!


La Biographieフレンチ / 二条駅二条城前駅円町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9