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今日ご紹介するのは、サラリーマンの聖地・新橋。 賑やかな喧騒を少し離れ、美味しいものを愛する大人がこっそりと通う、とっておきの隠れ家を見つけてしまいました。
お店の名前は「ぶどう屋」。
なんとここ、1日5組限定のお店なんです。
この日はカウンター席へ。ご主人の手仕事を間近で見られる特等席です。
お料理は、関西料理をベースにした魚料理が中心のコース。
まず運ばれてきたのは、イクラと鮭の雑炊。
一口食べると、お出汁の優しい香りがふわり。いくらのぷちっとした食感も楽しいです。
続いては造里。
この日は鰹、トロ、そしてイカ。
新鮮なのはもちろんですが、包丁の入れ方が素晴らしい。

そして、この日のハイライトが登場。 鱧のお椀です。
本来なら懐石料理で出てくるような格式高いお椀ですが、ここではあえてカジュアルに仕立てているそう。
透き通った黄金色のお出汁をひと口飲むと、昆布と鰹の奥深い香りが鼻に抜けていきます。ふっくらとした鱧の身は、噛むほどに上品な甘みが広がって……日本人でよかった、としみじみ感じる瞬間です。
焼き物は、香ばしい香りが食欲をそそる西京焼き。

揚物には、秋の味覚・栗の天ぷら!
ホクホクとした栗の甘み。
素材そのものの味が濃くて、シンプルなのに贅沢な味わいです。

そして土の香りが力強いゴボウと里芋。

最後は、つるりとした喉越しの五島うどんで〆。
最後までお出汁の美味しさを堪能し尽くして、お腹も心も満たされました。
「1日5組限定」で入れ替えがないからこそ、時間を気にせず、大切な人との会話とお酒、そして美味しいお料理に没頭できる。
新橋の真ん中にありながら、ここだけ時間がゆっくり流れているような、そんな不思議で温かいお店でした。
ごちそうさまでした!












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