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喧騒の通りを一本入ると、そこに現れるのは京町屋の奥にひっそりと佇むレストラン「オルト(ORTO)」。
その名の通り、自然と寄り添い、季節の恵みをお皿に写しとるような料理が楽しめるお店です。
町屋をリノベーションした空間は、吹き抜けが印象的で、開放感がありながらもどこか落ち着く。
1階はカウンター席のみ。
1階はカウンター席のみ。
目の前のキッチンでパンが焼ける様子を眺めながら、五感で“料理が生まれる瞬間”を体験できます。
この日はペアリングコースをオーダー。
コースは季節ごとに一新。
イタリアンやフレンチ、そして和食のエッセンスを融合させた、ジャンルの枠にとらわれない構成。
イタリアンやフレンチ、そして和食のエッセンスを融合させた、ジャンルの枠にとらわれない構成。
まずは、泡からスタートです。
アミューズの「黒ニンニク」は、まるでお菓子のように仕立てた一品。
見た目は“OREO”、けれど中には黒ニンニクの深い甘みと香ばしさがぎゅっと詰まっています。

続いては、こちらの白ワイン。
続く「桃」は、なんと鱧と合わせた冷製スープ。

鱧のぷるんとした食感と桃のとろけるような甘み。


「鮎」は、頭から尻尾まで丸ごと。この美しい盛り付けも素晴らしい。
カリッと香ばしく揚がった皮と、ほろ苦いはらわたの対比が心地よい。
これがわたし好みでめっちゃ美味しくて、至福。こんなお料理を作れる人がいるなんて…。
焼きたてのパンはオーブンから出す瞬間を見せてくれるのも、ORTOならでは。


「菜園」と題されたサラダは、ORTOを象徴するシグネチャー。

蓋を開けた瞬間に彩り豊かな野菜たち。40種類くらいの野菜が入っているんです。
彩り豊かな野菜たちが、まるで庭の景色のようにプレートの上に広がります。

これをスプーンでまぜまぜしていただきます。食感も味も、見た目もどれも楽しい。

お肉料理にあわせて、次は赤ワインを。
パスタには、馬肉のボロネーゼ。
力強い旨みと、香味野菜の優しい甘み。
見た目はシンプルながら、口に含むとじわりと深い余韻が残ります。
見た目はシンプルながら、口に含むとじわりと深い余韻が残ります。
旨味たっぷりの馬肉は、粗挽きで食感が残っている感じもイイ。
魚料理では、鮟鱇を使った一皿。
衣は薄く、カリッと軽やかに仕上げられ、中の身はふわっとやわらか。
淡白な魚の印象を覆すほどの旨みがあり、噛むたびに上品なコクが広がります。


メインの肉料理は紀州鴨のステーキ。

真っ赤な断面が美しく、香りは芳醇。

一口食べると、しっかりとしたコクと同時に、驚くほどの“軽やかさ”を感じます。
脂が重くないのは、素材と火入れのバランスが完璧だからこそ。
この日にいただいたペアリングはこちらのラインナップ。

ここからはデザートとコーヒータイム。
器まで美しい。
ORTOのコースは、季節の素材、空気、光、そのすべてを一皿に映し出すよう。

京都の四季をそのまま味わうようなレストラン「ORTO」。
年内で京都は終了で、来年からは和歌山に移転されるとのことです。
お料理もワインも、サービスも空間も素晴らしいレストランでした。
移転した後もぜひお伺いしたいです。
ごちそうさまでした!

































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