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築地といえば海鮮、というイメージが強いけれど、実は火鍋好きの間でじわじわ話題になっているお店がある。その名も「らかんか」。
名前の響きからして漢方っぽいけれど、まさにその通り。体の中から整える“食養生”をテーマにした、健康志向の火鍋屋さんです。
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場所は築地のメイン通りから少し奥まったところ。ふらっと歩いているだけでは見落としてしまうような、ひっそりとした佇まい。アンティーク調の木の扉を開けると、そこには温かみのある照明と、ゆったり流れる空気。

まず最初に出てくるのは、前菜の小鉢盛り合わせ。無農薬や自然栽培の野菜を使っているとのことで、口に運ぶたびに素材の生命力を感じるような滋味深さ。
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メインの火鍋。スープは2種類——“麻辣スープ”と“漢方スープ”。
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麻辣のほうは、見た目ほど辛くなく、山椒やスパイスが複雑に絡み合って、むしろ香りの余韻を楽しめるタイプ。カレーのようなスパイシーさもあり、辛いのがまったくダメな人でなければ十分楽しめます。一方の漢方スープは、薬膳的な深みと優しい旨味が共存していて、体にじんわり染みるおいしさ。疲れた日や冷えが気になる日にぴったりです。
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具材は厳選きのこ8〜10種類に、オーガニック野菜がどっさり。香り高い舞茸や歯ざわりのいいエリンギ、甘みの強い白菜や春菊など、季節によって内容が変わるのも嬉しいところ。
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主役のお肉は“東京軍鶏(しゃも)”。これがまたすごい。都内でもなかなか出会えない希少な鶏で、一般的なブロイラーとはまったく別物。
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肉質がしっかりしていて噛むほどに旨味が広がる。スープにくぐらせると、その野性味ある旨さがさらに際立ちます。
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デザートには旬の果物が出てきて、食後もすっきり。
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美味しいものを食べたいけれど、胃もたれや罪悪感は避けたい——そんな大人のわがままを、優しく受け止めてくれるお店です。寒い日にも、疲れた週にも、ここで漢方とスパイスに包まれながら、静かにリセットする夜を過ごしてみてください。

ごちそうさまでした!

らかんか火鍋 / 築地駅築地市場駅新富町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.3