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今年の春、博多で人気を博した「天ぷら やなせ」が、満を持して麻布十番に移転オープンしました。
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エレベーターで2階へ上がると、着物姿の女将さんが笑顔でお出迎え。
扉を開けた瞬間、ヒバの木の香りがふわっと漂って、思わず「わぁ…」と声が出てしまうほど。
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カウンター8席だけの落ち着いた空間で、目の前には大将が構え、天ぷらを揚げる姿をじっくり眺められる特等席です。店内にはアンディ・ウォーホルの絵が飾られていて、アートと料理が調和した上質な空間。
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お料理に使われるのは、店主が自ら足を運んで選んだ九州の旬の食材たち。
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まずは、日本酒で乾杯です。
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コースは前菜からスタート。
なめらかな胡麻豆富は優しい味わい。
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大好きなジュンサイ。ちゅるっと、さっぱりと、最高のお酒のあてです。
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そしてメインの天ぷらへ。
大分の海老は衣がサクッと、中はぷりっとジューシー。海老の甘みがふわっと広がります。
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頭のほうも、もちろんいただきますよ。絶妙の塩加減がすばらしい。
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日本酒もどんどん進んじゃいます。
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シャキシャキのレンコン。
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天ぷらは最近よく食べるんだけれども、おろしとつゆで食べるのもいいけれど、
塩で食べるのも最高にうまい。
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赤茄子は熊本から。とろけるような食感で、噛むほどに旨みがじんわり。
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岐阜の宿儺南瓜(すくなかぼちゃ)は、自家製の塩バターとの相性が最高!ほっくり甘くて、箸が止まりません。
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北海道の雲丹は、紫蘇の天ぷらの上に生の雲丹をのせる贅沢なスタイル。
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口の中でふわっと広がる甘みがたまりません。
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すり流しは、ほっとするような優しい味。柚子の香りが爽やかで、秋の訪れを感じました。
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最後の薩摩芋は、衣がトゲのようにサクサク!甘さ控えめで、後味も軽いです。
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締めの穴子は、半分を塩、半分を煮ツメ(甘だれ)で。どちらも衣の香ばしさと穴子の脂が見事に調和しています。
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食事の締めは、白海老のかき揚げ丼。
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ふんわりとした白海老と玉ねぎの甘さが口いっぱいに広がり、見た目も味も華やか。赤出汁とお漬物が添えられていて、最後まで大満足でした。
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デザートはシャーベットを添えた爽やかな一皿。
果実の甘みと酸味のバランスが絶妙で、コースの余韻を心地よく締めくくってくれます。
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福岡の粋と東京の上質さが見事に融合したこのお店。
天ぷらの枠を超えて、もはや一つの“体験”として味わう感覚です。
ごちそうさまでした!

天ぷら 麻布十番 やなせ天ぷら / 麻布十番駅赤羽橋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5