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久しぶりに代官山のイタリアン「アルモニコ」に行ってきました。
前回訪れたのは春前だったので、季節が変わり夏らしいコースをいただいてきました。
ライブ感あふれるカウンターでさっそくコースのはじまり。
まずは、3種類のグリッシーニからスタート。
ンドゥイヤのグリッシーニ・桜海老と青海苔のグリッシーニ・スパイスのグリッシーニ。
スパイスの香りが静かに鼻に抜け、青海苔と桜海老の磯の香りが季節感を添えてくれますね。
この季節の泡は、本当にオアシス。
由布院モッツァレラのムース仕立て
ブラッドオレンジの泡をまとった“カプレーゼ”
ふわりと軽いモッツァレラのムースに、フルーツトマトのジュレ。
仕上げは、ブラッドオレンジの泡。
まさに“香りで食べる”カプレーゼ。由布院チーズの柔らかさと酸のバランスが絶妙です。
大分・日出町から届いた平目のカルパッチョ。オシェトラキャビアとハーブのエッセンス。
神経締めで送られた平目の身は驚くほどクリア。
白味噌とカリフラワーのピューレが旨みを包み、キャビアが贅沢な余韻を残します。
佐伯市大入島の煮穴子とジロール茸のリゾット
穴子出汁とフルーツトマトの旨味を添えて。
炊き上げには昆布と鶏の出汁。
穴子の煮汁にフルーツトマトと白ワイン、生クリームを加えたソースが、ジロール茸の香りと共鳴します。
夏を映す、蛤とズッキーニのパスタ。佐伯市蒲江産蛤と黄色ズッキーニのスパゲティーニ熟成ボッタルガの余韻。
ボッタルガの旨みが広がる後味。
淡い黄金色の一皿は、見た目にも爽やかです。
+αで味わいたい一皿(追加 +\1,600)
ピエモンテ風 卵黄タヤリン
京都中勢以長期熟成 南の島豚のラグーソース
マスカルポーネ、パルミジャーノ仕上げ。
南の島豚の深いラグーに、卵黄を練りこんだ細打ちパスタ。
濃厚さと軽やかさを両立する名脇役です。
マグロ漁“Mattanza”の情景を描くパスタ。シチリア伝統の‘Mattanza’を想い描いた鮪のラグー ガルガネッリ。
ビーツと焼き茄子で深みを加えたソースに、鮪の出汁が溶け込む。
重層的なコクで“海のエネルギー”を感じる構成です。
なんと、最後にお誕生日のサプライズをしていただいてしまいました…!
オレンジのザバイオーネと白ワインのジュレとココナッツのパンナコッタと沖縄マンゴーのジェラートは、果実味、爽快さ、コク…甘味の多層感を余韻として残してくれます
都会の喧騒を忘れる空間で、旬の食材をあますことなく味わう。
アルモニコの季節コースは、毎回“食を旅する”喜びを改めて感じさせてくれますね。
また遊びに来ます、ごちそうさまでした。












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