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美食の街、神楽坂。一見さんお断りの老舗から気鋭の新店までがひしめくこのエリアに、看板のない一軒のビルがあります。
駅から歩いて7分ほどの場所にある「GOURMANIA(グルマニア)」。
シックなL字カウンター6席のみの贅沢な空間。
おまかせコースはなんと圧巻の全11品。さらに日本酒を含めた多彩なドリンクの飲み放題が付いて17,000円という、神楽坂の相場を心地よく裏切るリーズナブルさです。
コースの始まりは、じんわりと染み渡る温かいお粥から。
。蜆(しじみ)の優しくて濃厚な出汁をベースに、キャビアの塩気が絶妙なアクセントをプラス。一口ごとに胃が温まっていくのが分かります。

中華のエッセンスがぎゅっと詰まった贅沢な5種盛りです。
よだれ湯葉:よだれ鶏のあのピリ辛ソースに、まさかのなめらかな湯葉を合わせるオリジナリティが最高です。黄金ピータン豆腐ソース:まろやかで臭みのないピータンが、上品な豆腐ソースでさらに引き立ちます。海老ヤンニョン:ぷりぷりの海老を旨辛のヤンニョム漬けに。これは日本酒が止まらなくなります。蕪あん肝奈良漬:みずみずしい蕪に、濃厚なあん肝と奈良漬の食感・風味が重なる楽しい一品。真鯛と生海月ネギ油かけ:新鮮な真鯛に、コリコリとした生のクラゲ。ネギ油の香ばしさがたまりません。


牡蠣と唐墨と冷麺。
つるっとした喉越しの冷麺に、牡蠣の凝縮されたコクとカラスミの芳醇な風味が絡み合い、一瞬で食べてしまいました。
白味噌の豚汁、蓮根。高級店ではなかなか見かけない「豚汁」というアイデアが新鮮です。

白味噌仕立ての優しい甘めのスープに、ネギと豚肉の脂が相性抜群。ゴロッと大きめにカットされた蓮根の、シャキシャキとした食感が良いアクセントになっています。
河豚南蛮、タルタル。チキン南蛮ならぬ、贅沢な「河豚(ふぐ)」を使った南蛮。
ふっくらジューシーに揚げられた河豚は火入れが完璧で、心地よい弾力が楽しめます。自家製タルタルソースにピリッと山椒を効かせた、中華風のアレンジが本当にお見事。

セコ蟹チリクラブ、帆立、ムール貝、キクラゲ。
セコ蟹の内子と外子が、卵をたっぷり使ったチリソースと絡み合って濃厚な味わいに。帆立やムール貝の旨み、キクラゲの食感も加わり贅沢の極みです。
片面をバターで香ばしく焼いたパオ(パン)にソースを乗せて食べると、もう手が止まりません。
芹の肉じゃが。「肉じゃが」という名前ですが、目の前に現れたのは見事な牛ステーキ!
絶妙なレア加減に焼き上げられたお肉の下には、なめらかなマッシュポテトと爽やかな芹(せり)。葡萄山椒の華やかな香りが全体をピリッと引き締め、新しい肉じゃがの形に出会えます。

麻婆豆腐&炊き立て土鍋ご飯。締めは、しゃばしゃばとした、あえてトロみをつけないスタイルの麻婆豆腐。
この日は贅沢に白子が入っていました。

山椒の心地よい痺れと、噛み締めるほどにあふれるお肉の旨み、そしてクリーミーな白子が、炊き立ての土鍋ご飯と抜群に合います。

全11品、少食な方でも不思議とすんなり完食できてしまう絶妙な量と味のバランス。ラインナップされた日本酒も、お酒好きの心をくすぐる素晴らしい銘柄ばかりでした。
ごちそうさまでした!
















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