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山口県宇部市。空港からもほど近いこの街でぶらり見つけた、「尾張屋」。
外観はこんな感じ。味のある暖簾はついつい吸い込まれちゃいますね。
お店を切り盛りされているのは、仲の良さが伝わってくる素敵なご夫婦。
オーダーするとお父さんがテキパキとお料理をスタート。
珍しく、ビールで乾杯。

わたしがオーダーしたのは、「カレーうどん」。
運ばれてきてまず驚いたのが、その「麺」の表情。こちらのお店は手打ちだそうで、麺の太さが一本一本、絶妙にまちまちなんです。「あ、ここは太いな」「ここは少し細めかな」と、一口ごとに異なる食感を楽しめるのが、手打ちならではの醍醐味ですよね。
主役のカレーソース。
まずガツンとやってくるのが「出汁」の旨味。うどん屋さんのカレーらしく、しっかりとお出汁が効いているのですが、その後に広がる「甘み」がたまりません。

最近のスパイスカレーのような刺激的な辛さではなく、どこか懐かしく、お出汁の優しさが勝るマイルドな味わい。でも、とろみのあるソースが麺にこれでもかと絡みつき、食べ進めるうちに体の中からじわじわと温まってきます。
山口県のうどんといえば、なんといってもその「柔らかさ」。
コシが強い讃岐うどんも良いけれど、唇で切れるような、優しく包み込んでくれるようなこの柔らかさ。
最後の一滴までお出汁を飲み干したくなる、そんな奥行きのある一杯でした。
ごちそうさまでした!







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