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浅草橋の駅を降りてすぐ、ずっと気になっていた看板がありました。
地元の方々に愛され続ける名店「洋食 大吉」。
地下へと続く階段の先に広がるのは、創業1970年、今年で56年目を迎える老舗。
階段をトコトコと下りて扉を開けると、そこにはどこかホッとする、これぞ日本の洋食屋さんという空間が広がっていました。
店内を見渡すと、目を引くのは鮮やかな赤チェックのテーブルクロス。

まずは、泡で乾杯です。

チョイスしたのは、「タラバガニのクリームコロッケ&ハンバーグ」のセット。
炊き立てのライスとお味噌汁がついてくるのが、日本の洋食らしくて嬉しいポイントですね。
やってきた一皿は、盛り付けも非常に上品。
ハンバーグには、こだわりの岩手県産のお肉が使用されています。
コロンとした俵状のルックスが可愛らしいのですが、ナイフを入れた瞬間に肉汁たっぷり!
割ってみると、中のクリームが少し茶色がかっているんです。
まるで蟹味噌を隠し味に使っているかのような、濃厚で深みのある味わい。タラバガニの風味がダイレクトに攻めてきます。これはお酒が好きな方なら、間違いなく虜になってしまうはず。上品でありながらパンチの効いた、老舗の技術が光る逸品でした。
今の時期に外せない「カキフライ」。運ばれてきたお皿には、中粒の牡蠣が贅沢に5個。
口かじれば、衣はサクッと、中は驚くほどぷりぷり!身が大きくて濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。磯の香りが鼻を抜け、噛むほどにミルキーな味わいが溢れ出す。カキフライ好きにはたまらない、正統派の美味しさでした。
岩中SPF豚のトンテキ。なんと、その美味しさに宮内庁からお礼状が届いたこともあるという、折り紙付きの逸品。運ばれてきたトンテキは、バターとレモンという至ってシンプルな味付け。
適度な弾力がありつつもジューシーで、噛むほどに豚肉本来の甘みと上質な脂が口の中にじゅわ〜っと広がります。上に乗ったレモンを絞れば、後味は驚くほどさっぱり。

50年以上もの間、この地で愛されてきた理由が一口ごとに伝わってくるようなお料理ばかり。

シェフたちの丁寧な仕事と、厳選された食材。それらが合わさって、日常のランチを少し特別な時間に変えてくれます。
ごちそうさまでした!

















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