去年の今日、「39歳になった、伊藤初美と。今、思うこと。」というブログを書いていて、
もう30代最後かぁ、と思っていたのにあっという間に1年が経ってしまいました。

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「100万人の中で1番になる =100人の中の1番になる×3乗」だそうです。

100人の中の1番になれるものが3つあれば、
それを掛け合わせて発展させていくことで、100万人の中で1番になれる。

今の自分の中に、100人の中で1番になれるもの、あるかなぁ。
30歳は意識しながら生きて行こう。

客観的に自分をみれるようになろう。
早起きしよう。
いろんな人と出会おう。
いっぱいインターネットしよう。
いっぱいお酒飲もう。
大人の女性になろう。

って書いていました。

100人の中で1番になれるものを3つ作る。それは実現できているのだろうか。
20代も早かったけれど、30代はもっとはやかった。きっと40代はもっとはやいのだろう。

インターネットに出会い、ブログやmixiと出会い、デジタルでつながることの素晴らしさに感動してベンチャーに就職。目の前のことだけを考えて、いい意味で何も考えずにまっすぐ突き進んできた20代。
自由すぎて家族や会社や周りの人たちに迷惑をたくさんかけてきました。

自分の仕事、やりたいこと、モヤモヤすることを考えて何社か転職。自分の仕事の幅は広がり、出会う人も広がり、仕事が本当に楽しかった。30代前半。代理店でいいクライアントや仲間、上司にめぐまれて土日も深夜も仕事しかしていなかった。でもそれが充実していた。ガッツリ働いて、飲んで、食べて、働いて。全然寝てなかったな。
グルメサロンは33歳の時にひょんなきっかけではじめて、もうすぐ丸6年。サロンの仲間が居てくれるからこそ、今生きていけるというのは本当で、会社以外に自分が居られる場所や世界があるということが心の安定に繋がっています。何か嫌なことや辛いことがあってもサロンに行けばそんなこと忘れちゃう、くらいの存在になっていきたい。

投資をはじめたのも33歳で、会社でiDecoの説明会に参加したことがきっかけだった。
投資は、勉強して知識を味方につけるか、はやく始めて時間を味方につけるか、のどちらか。
年をとると時間を味方につけることができなくなるので、若いみなさん、できることははやめにはじめましょう。

30代後半は自分の仕事の変化が大きく、それは自分でチャレンジしたものですが、現在進行形で悩んだり、落ち込んだり、笑ったり泣いたりしています。
高校生の時、化粧品の仕事がしたいと理系に進み、大学では物理学を学び、就職はまったく関係ない会社に行きましたが、めぐりめぐって今化粧品の仕事をしているというのはちょっと運命かもしれない。
入社の最後のひとおしはそんな運命を感じたからかも。

自分で判断する幅が広くなり、戦略を言語化して確実に実行して、PDCAをまわす。業界の知見がない分、もっと広く高い視座をもってマーケティングを実行する。
「管理職は孤独」とリスペクトする上司たちから言葉をいただき、孤独だけれども罰ゲームではないと信じて、ブランドがお客様へ届くように、それだけを考えて。私たちの価値はそこである。


ということで、20歳の私からダブルスコアの40歳になりました。
小学生の頃は40歳まで生きていたくない、と悲観的な小学生でした。
そんなおばさんになってまで生きて、何が楽しいのだ、と。
でも今は周りに素晴らしい先輩方が楽しく、生き生きとしているのを見てワクワクしています。

そして、ここまで支えてくれた家族、育ててくれた親にも感謝。
今年はなぜか父親から初めて?誕生日プレゼントが届きました。今まで一度もなかったのですが、なぜかサクランボがたくさん届きました。私サクランボ好きだなんて一度も言ったことないんですが(笑)
高級だからおいしいと思うよ、とLINEが来たので、食べてみたいと思います。

家族からは大きなマッサージチェアが届きました。最近は体が辛くて、家に整体師の方を呼んでいるのを見越してくれたようです。そして、チームのメンバーやサロンのみんな、おめでとうと祝ってくれる人たちが周りにたくさんいるということが何よりの宝物です。いつも本当にありがとう。


30代最後の日は仕事で、家に帰ってきたのは23時半過ぎでした。
スーパーで買った割引のお刺身に冷え切ってないスパークリングで乾杯して、
WOWWOWで殺人鬼のドラマを見ながら迎えた40歳。

悩みの根源は反応すること、承認欲求は受け止めて客観視する、
ブッダの教えのように、40歳は心穏やかに、でも芯を持って生きていきたいと思います。

心も身体も、健康第一。
40代、楽しんでいきましょう!