マラソンを走る人が、昔から理解できなくて、
たぶん、今でもできないんだけど、小さい頃はよく親に、
「何でマラソンを走る人って、あんなに頑張っているんだろう?」
って聞いていた覚えがある。

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達成感とか、記録の更新とか、得るものはものすごく大きいと思うんだけど、
ひたすら自分との戦いなわけで。
言ってしまえば、いつでもやめることができるし、集団スポーツと違って、チームに迷惑がかかるわけでもない。

しかも、ただひたすら前に走るだけで、
何も考えずにダッシュするわけでもなく、
全体の戦略やスピード配分を頭で考えながら、走らなければならない。


で、なんでそんなつらいことやるんだろうなー。
と、幼い私はいつもそんなことを考えながら、テレビでよくマラソンを見ていた。





なんとなく、最近もそんなことを考えています。





ブログって、もう書き始めてかれこれ、5年?くらい?経っているような気がしますが、
書き始めは自分のあまたの中の記録をつづっていた
(過去記事見ればわかりますがw)このブログも、
今は自分の考えていることは極力外に出さないようにしています。



性格的に、限界まで悩んで、最後に爆発するタイプなんですがw、
昔よりもそうゆうことって減った気がします。
ちょっと気を抜くというか、細かいところまで気にしすぎない、ということを覚えたからかもしれません。
自分が傷つきたくないからw



負けず嫌いな性格と、長女っていう肩書と、
完璧主義なところと、変なところで空気を読むところと、
涙もろいところとか、傷ついてるけど傷ついてないふりしてみたりするところとか、
冷え性だったり、汗かきだったり、
本当はスポーツとか大好きだったり、さみしがり屋だったり、

挙げればきりがないんだけど、
なんかそうゆうひとつひとつが、積み重なって、今に至っているわけなんですね。

それがいいのか、悪いのかはおいといて。



人間的にすごく弱いので、たまに、ぷっつんと糸が切れてしまうことがある。

それは、
2歳の頃から習っていた水泳だったり、
5歳から習っていたピアノだったり、
死ぬほど練習していたバスケだったり、
高校の受験勉強、大学受験だったり、
卒業研究だったり、サークルだったり、
恋愛だったり、
仕事だったり。

足がつかないプールで溺れそうになりながら小学生の先輩達にまじって、
バタフライや平泳ぎをしていたけど、
ゴーグルの中では涙いっぱいだったし、

小さな手で、1オクターブが届かなくて、
それでも手をいっぱいに広げて毎日練習していたピアノ、

年末年始しか休みがなかったり、監督と喧嘩して雨のなかずぶぬれになって帰ったバスケ、

目の前の問題ひとつひとつが理解できないと不安でいっぱいになって、
夜も眠れなかった受験勉強、

インターンをやりながら深夜の大学の研究室で寝ずに研究していた大学4年の頃、


マラソンを走るのと同じように、
自分も常に自分と戦って、これまで生きてきたわけなのですが、
それが何のためなのかって、いまだによくわかりません。

誰のためになっているのか、
誰かのためになっているのか、
自分のためになっているのか、なっていないのか。

でもそれは、きっと結果論なのであって、
今はまだ過程なんでしょう。


水泳も、ピアノも、バスケも、
勉強もサークルも、バイトも、恋愛も、
ぜーんぶ、経験してよかったなと今は思っています。
そしてそうゆう経験をさせてくれた周りの人たちに感謝しています。


たぶん、今経験していることも、
あと数年なのか、数十年なのか、死ぬ前なのか、
その頃になれば、経験してきてよかったなと感謝していることでしょう。
そうでないと嘘だから。


26年間、ひとりで生きてきたわけじゃないけど、
それでも、何かに頼ったり、頼ろうとしてしまう自分が嫌になるときがあります。
「何で自分はこんなに、誰かや何かに頼っているんだろう?」
「ひとりじゃ何もできないんだっけ??」
って。


たぶん、誰かに何かを頼ったり、頼られたりして、
今までなかった何かが生まれているんでしょう。
だから、頼っていることが悪いんじゃなくて、思いっきり頼ったらいい。

最近はそう、考えるようにしています。
ただ単によわっちい人間なだけなんですが。



こうやってブログを書いていて、
けっきょくいつも何がいいたいのか分からなくなるのは、
何かが言いたいから書いているのではなく、
自分自身に言い聞かせるために、勝手に手が動いているからなんですね。

そろそろいい大人なので、
いろいろ考えていかないといけないこともたくさんあります。


深く悩んでしまうタイプなので、悩む時間を作らないようにすること、
そして、
考えていることと表現していることのギャップをなくしていこうということ、
肩書や会社の名前じゃない自分をちゃんと持つこと、

そして、その前になんにも考えずにぱーっと遊ぶことw


そうしたら、もうちょっとがんばります。