実験無事終了。

さっきの日記に、

「先生の自己満話」が長すぎて実験が始まらない。

って書いた。
結局その話は2時間半にも及んだ。

実験にかかった時間、30分。


ほぼ話で終了。


実際、みんな話聞きながらも、ぼーっとしてたり、寝てたり。



でも、先生は、ずっと熱く話し続けた。


先生はうちらに、

「興味」と「驚き」と「目の輝き」を求めてた。


ほとんど興味を示さないアタシ達に、先生は、


「こうゆうことを面白いとおもえないようならば、科学はやめなさい。

絶対無理です。保障します。」

って言った。


あたしたちには、目の輝きがないって。

アメリカの学生は、ひとつひとつの現象や物質に目をギラギラさせて、興味を示すらしい。


世界にはたくさんの学生がいる。
あたしたちは、これからそんな人たちと競い合っていかなければいけないのだ。

ロッテが優勝しましたね。
野球のプロになりたくて練習してる人はたくさんいる。
でも、
そのうち日本一になれるのはほんのわずか。


でもプロは毎日必死で努力してる。

努力したって報われない人もいる。
そしたら、
「向いてなかったんだ」
ってやめるしかない。


アタシたちもそれと一緒。


毎日必死で勉強してる人たちと競っていかなければならない。
むしろ、
今もう競ってるのかもしれない。


「君たちは、今からこの実験装置を使って初めて単結晶の実験をするわけだが、

何をしたらいいか、わかりますか?」


アタシが指されたように思った。
けど、答えられなかった。


「もし、君たちが将来、単結晶のプロになるとしたら。


今からやる実験は君たちの人生の中でとても重要な実験になるはずです。

だから、すべてが重要なのです。

なぜそこではこうするのか、
針金の巻き方はどうか、
窒素はどれくらい使うのか、

ひとつひとつのことをよく見て覚えなさい。
そして、次回、自分がやれといわれたときに、

どうやるんですか?なんて馬鹿な質問はしてはいけない。」



先生はそういいました。

確かに・・・・・
就職して、そんなことをしたらダメだろう。


なんか・・・・・
アタシなめてたな。実験。

ただ早く終わらせて帰れればいいって思ってた。

これって、実験って、
就職したときの予行演習だったんだ。

いろいろなことに興味をもって取り組んで、
科学者になるためにも重要な授業だったんだ。


今気づくなんて遅いなぁ

相変わらずダメだ、あたし。



「その道のプロになりたい、と思ったら

一生懸命勉強しなさい。

まだまだ君たちは若いんだから。

今が一番できるときなんだぞ。」

先生は、アタシ達を見て、うらやましそうに言った。



やっぱり先生ってすごいと思った。
いろんな先生いるけど、やっぱり人に物を教える人ってすごい。


「私くらいの歳になったら、目も見えなくなるし、体力だってなくなってしまうんだよ。」


そうやって、先生は笑って言った。


あたしのまわりの教職とってるみんな、
ステキな先生になってください。

先生ってやっぱすごい。



30分の実験も無事終わって、帰り際、

「勉強しろよぉー。」

あたしたちみんな言われた。



今日もモチベーションUP!



今覚えるのと、
10年後覚えるのだったら・・・・

どっちがいいですか???


あと、50年もしたらしんじゃうんだよ
だったら
今のうちにがんばろう!!!

がんばれーあたし♪