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イノベーティブ料理、フュージョン料理というジャンルってなかなか体験することがなかったのですが、
年間の予約が15分で埋まってしまうという、本当に予約が取れないお店に偶然誘って頂いて。
色々な予定の関係で一度はあきらめかけたものの、実現した奇跡に感謝。
連れて行って頂いたのは、「銀座 盡 (ギンザ ジン)」。

銀座5丁目、とあるビルの6階にあるカウンター6席のみの小さなお店です。
カウンターというよりも、もう劇場のような、ステージのようなイメージ。

カウンターの奥には色々な器具が並んでいるのですが、どれも美しくて美術館に来たみたい。

“その日最初の予約を入れた方に合わせて一斉スタート”ということで、
出来上がったお料理を最高のタイミングでいただけます。

乾杯はシャンパンをいただきました。至福。

そしてお料理のスタートです。
まずは、魚のアラを塩で煮出した、お出汁です。

佐藤シェフが次々と創り上げる独創的かつ手の込んだ拘りの料理の数々。
調理を眺めているだけでもワクワクです。

続いて頂くのは、宍道湖で獲れたワカサギ。

このワカサギをフリットにし、白いバルサミコのソースでいただきます。
薄付きの衣でカラッと、食感も楽しいです。

お酒はお料理に合わせてペアリングをお願いしました。

こちらは、じっくりと脂を落とした鯖です。


小さな小さな丼にシェフが詰めているのは何でしょうか?

登場したのは、可愛らしい丼!

淡路産の新烏賊に、岩瀬産の筋子を合わせていただきます。

筋子は90度のブルゴーニュワインで2分間洗っているという手の込みよう。
京都の千鳥酢と、奥多摩の山わさびのソースで堪能します。

お料理は魚介系が多いので、合わせるワインも白が多かったです。
白好きのハツには嬉しい。

美しい器には、甘鯛をシャンパンや自家製のバター、そして帆立などと一緒に炊いたもの。

下に隠れている帆立は出汁なので、食べなくていいです。
って言われましたが、もちろん食べましたw

ハツはカウンターの一番奥の席だったのですが、
目の前に積み重なっているパンがずっと気になっていましたw

このタイミングでパンが登場しました…!

サクサクで軽い食感のパンには、自家製バターがたっぷりと挟んであります。
絶妙な塩加減で重すぎず、こんなにたっぷりのバターでも、ペロリと食べられちゃうから不思議。

甘鯛やアズキハタを使った魚介のポワソン。

魚介の旨味がぎゅっと詰まった、濃厚なスープです。

合わせるワインはコチラ。

ここでまたバゲットの登場です。

隣の小さな箱の中には、先ほどの自家製バターが…!

表面はパリッと焼かれ、中はふんわりと仕上げられたパンに、
絶品のバターを合わせれば、このボリュームなのに余裕で完食です。

さらに、ここに毛蟹のグラタンが登場。

蟹味噌まで贅沢に使い、毛蟹を余すことなく堪能できる濃厚なグラタンは、
パンにもベストマッチ。

カウンターの奥から香ばしい香りが漂ってきたと思えば、
手渡しされたのは、北海道の本ししゃもと芽葱を海苔で巻いたもの。

そしてワインはこのタイミングで初めて赤をいただきました。

可愛らしいグラスの器で頂いたのは、京都産トマトのカッペリーニ。

セロリの風味と食感も楽しい、さっぱりといただくカッペリーニです。

そしてメインのお肉は兵庫の宍粟牛。

部位はバルシンというところだそうですが、ハツは初めていただきました。
添えてあるのは赤茄子。

まだまだ、赤をいただきます。

ごはんものは、兵庫産の穴子を白ワインで蒸したもの。

ふんわりと蒸し上げられた穴子の身、たまりません。

そして最後に頂いたデザートは、その美しさに驚き。

ほうじ茶で作った水ようかん。甘さ控えめで上品な大人味。

和菓子に合うという日本酒も出していただきました。

最後には煎茶をいただき、かなりまったりしてしまいました。

ひとつひとつのお料理にとても拘り、想いを込めて創られているんだなと、
シェフと会話してとても強く感じました。
敷居が高いお店かと思いきや、とても居心地が良く、
それはシェフの人柄なんでしょうね。
通いたくなる常連さんが多いのも納得でした。
素敵な時間をありがとうございました。
イノベーティブ料理、フュージョン料理というジャンルってなかなか体験することがなかったのですが、
年間の予約が15分で埋まってしまうという、本当に予約が取れないお店に偶然誘って頂いて。
色々な予定の関係で一度はあきらめかけたものの、実現した奇跡に感謝。
連れて行って頂いたのは、「銀座 盡 (ギンザ ジン)」。

銀座5丁目、とあるビルの6階にあるカウンター6席のみの小さなお店です。
カウンターというよりも、もう劇場のような、ステージのようなイメージ。

カウンターの奥には色々な器具が並んでいるのですが、どれも美しくて美術館に来たみたい。

“その日最初の予約を入れた方に合わせて一斉スタート”ということで、
出来上がったお料理を最高のタイミングでいただけます。

乾杯はシャンパンをいただきました。至福。

そしてお料理のスタートです。
まずは、魚のアラを塩で煮出した、お出汁です。

佐藤シェフが次々と創り上げる独創的かつ手の込んだ拘りの料理の数々。
調理を眺めているだけでもワクワクです。

続いて頂くのは、宍道湖で獲れたワカサギ。

このワカサギをフリットにし、白いバルサミコのソースでいただきます。
薄付きの衣でカラッと、食感も楽しいです。

お酒はお料理に合わせてペアリングをお願いしました。

こちらは、じっくりと脂を落とした鯖です。


小さな小さな丼にシェフが詰めているのは何でしょうか?

登場したのは、可愛らしい丼!

淡路産の新烏賊に、岩瀬産の筋子を合わせていただきます。

筋子は90度のブルゴーニュワインで2分間洗っているという手の込みよう。
京都の千鳥酢と、奥多摩の山わさびのソースで堪能します。

お料理は魚介系が多いので、合わせるワインも白が多かったです。
白好きのハツには嬉しい。

美しい器には、甘鯛をシャンパンや自家製のバター、そして帆立などと一緒に炊いたもの。

下に隠れている帆立は出汁なので、食べなくていいです。
って言われましたが、もちろん食べましたw

ハツはカウンターの一番奥の席だったのですが、
目の前に積み重なっているパンがずっと気になっていましたw

このタイミングでパンが登場しました…!

サクサクで軽い食感のパンには、自家製バターがたっぷりと挟んであります。
絶妙な塩加減で重すぎず、こんなにたっぷりのバターでも、ペロリと食べられちゃうから不思議。

甘鯛やアズキハタを使った魚介のポワソン。

魚介の旨味がぎゅっと詰まった、濃厚なスープです。

合わせるワインはコチラ。

ここでまたバゲットの登場です。

隣の小さな箱の中には、先ほどの自家製バターが…!

表面はパリッと焼かれ、中はふんわりと仕上げられたパンに、
絶品のバターを合わせれば、このボリュームなのに余裕で完食です。

さらに、ここに毛蟹のグラタンが登場。

蟹味噌まで贅沢に使い、毛蟹を余すことなく堪能できる濃厚なグラタンは、
パンにもベストマッチ。

カウンターの奥から香ばしい香りが漂ってきたと思えば、
手渡しされたのは、北海道の本ししゃもと芽葱を海苔で巻いたもの。

そしてワインはこのタイミングで初めて赤をいただきました。

可愛らしいグラスの器で頂いたのは、京都産トマトのカッペリーニ。

セロリの風味と食感も楽しい、さっぱりといただくカッペリーニです。

そしてメインのお肉は兵庫の宍粟牛。

部位はバルシンというところだそうですが、ハツは初めていただきました。
添えてあるのは赤茄子。

まだまだ、赤をいただきます。

ごはんものは、兵庫産の穴子を白ワインで蒸したもの。

ふんわりと蒸し上げられた穴子の身、たまりません。

そして最後に頂いたデザートは、その美しさに驚き。

ほうじ茶で作った水ようかん。甘さ控えめで上品な大人味。

和菓子に合うという日本酒も出していただきました。

最後には煎茶をいただき、かなりまったりしてしまいました。

ひとつひとつのお料理にとても拘り、想いを込めて創られているんだなと、
シェフと会話してとても強く感じました。
敷居が高いお店かと思いきや、とても居心地が良く、
それはシェフの人柄なんでしょうね。
通いたくなる常連さんが多いのも納得でした。
素敵な時間をありがとうございました。
銀座 盡 (イノベーティブ・フュージョン / 銀座駅、有楽町駅、日比谷駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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