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仙台のランチ、何を食べようかなと悩んだけれどやっぱり大好きフレンチ。
予約したのは、「ナクレ (nacree)」。

仙台駅から歩くと15分くらいかかるでしょうか。
仙台ではとても人気のこぢんまりとした、隠れ家フレンチレストランです。

シェフの緒方さんはパリの3つ星レストラン 「アストランス」で修業され、シェフ「パスカル・バルボ」の精妙な加熱とテクスチャの対照、 繊細で完成度の高い料理を目指しているんだとか。
これは楽しみです。

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小さなビルの階段をのぼって、2階が入口です。
ちょっとわかりづらくて、迷いました…。この扉、どう見てもフレンチレストランがあるうように思えませんw
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店内に入ってみると明るい雰囲気。
テーブル席は全部で14席ありました。
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この日は窓際の明るいテーブルへ。
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シャガールのプレート。
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お料理はランチ・ディナーともにコース1種類のみ。
この日はお料理にあわせてワインのペアリングをお願いしました。
まずは泡で乾杯!
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ランチは料理とデザートで約11種類で4,700円、ワインのペアリングがセットで6,800円です。
かなり安い…!

ということでお料理のスタートです。
1品目はかわいらしいブリオッシュ。
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鮮やかな黄緑色は、ピスタチオを使ったクリーム。そしてもうひとつはトリュフを贅沢に使っています。
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カジュアルに手で頂いちゃいます。ふわふわのブリオッシュ、おいしいです。
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続いて2皿目は、サーモンのマリネ。
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上に乗っているのはキンレンカというお花です。
ソースにはレモンの皮などが使われていてさっぱりとしています。
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食べ応えのある、自家製パン。
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クリーミーで軽いバターをあわせて。
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ワインは白です。グラスもあわせて変えて頂けるので香りまで楽しめます。
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3品目は、蛤を使った一皿。
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添えてあるのは、エシャロットと、イタリアの生ベーコンのグアンチャーレ。
ワインビネガーのソースがよく合います。
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続いてのワインはこちらの白。
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こんな背の高いグラス、家では怖くてなかなか使えませんw
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4品目は、金目鯛です。
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火の入れ方にかなりこだわりが。
まずは一塊で焼いた後にカットすることで、半生に近い、お刺身と焼きの中間に仕上げているんだとか。
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皮はパリッと焼かれ、身は生に近い状態。
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添えてあるのは、貝の出汁で作った泡です。
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そして5品目。なんと、玉葱です。
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実はこの玉葱、2時間半かけて火を通しています…!
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じっくり時間をかけて火を通すことで、この甘みが出るんですね。
ボルチーニ茸のパウダーと一緒に頂きます。とても贅沢な一品。
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お肉にあわせて、赤を頂きます。
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6品目のお肉は、宮城ポーク。
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こちらも驚きの調理方法です。
お肉も塊で1分焼き、そして5分休ませるという工程をなんと4時間続けるそうです。
そうすることで余熱でじっくり火を通していきます。
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お肉の甘みがぐっと増し、塩のみで十分おいしい。
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いんげんにはオレガノ。
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そして水牛のフレッシュチーズのソースが添えてありました。
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続いても赤ワイン。
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最後はデザート。このラインナップ!ちなみに一人分ですw
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抹茶のアイス、
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タルトに、
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洋梨を使ったスイーツ、
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小さなマドレーヌ。
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最後はエスプレッソでまったり。
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どのお料理もとても繊細で完成度が高く、大満足です。
食材の切り方から、火入れ、提供するまでのこだわりがものすごい。

それをこのお値段で提供してしまうのだから、人気のはずですよね。
ぜひもう一度来たいレストランです。

ごちそうさまでした!

ナクレフレンチ / 五橋駅あおば通駅愛宕橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9