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’銀座に馴染みの鮨屋を持つ。’
って、誰でも憧れですよね。

’ザギンでシースー’なんてよく言いますが、馴染みの鮨屋なんてなかなか持てません。
でも、このお店なら、ひとりでぶらりと来ても良し、
接待で使うもよし、デートでしっぽりも良し、そんな風に使って頂きたいお店です。

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場所は銀座の駅前の一等地。
小さなビルの3階にあり、エレベーターをおりると上品な空間。
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扉を開けて中に入ってみると、「いらっしゃい!」と大きな声をかけて頂いて、ちょっと安心。
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実はこの日は、「あいたび」さんの企画に呼んで頂いての参加でした。
あいたびは、
ガイドさんと一緒に、オリジナルな体験を提供しているサービスです。

この日の企画は、
銀座に馴染みの鮨屋を持つ。貸切&女性限定、ガイドと「鮨わたなべ」へ」
というものでした!

写真家で江戸っ子の橋本さんがこの日のガイド。
昔ながらの江戸のお話や鮨などなど、「昔はな〜!」と色々面白いお話を伺いました。
こうゆう機会って全然ないので新鮮で、やっぱりさらにお鮨への興味が上がりますね。


最初は、大将怖そう、どきどき。
でしたが、全然そんなことなく、すごく気さくで笑顔が素敵でした。
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カウンター9席のみの小さな店内ですが、大将と会話しながら頂く江戸前鮨。
鮨の由来など、色々教えて頂きました。
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それでは、さっそく。と言っておまかせで握って頂きます。
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もう、これはプロ技ですよね。その滑らかな手さばきで次々と握られていくお鮨たち。
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カウンターの奥には氷の冷蔵庫があるんです!これは初めて見ました!
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まずは、スミイカ。
江戸前鮨はシャリが大き目、手で豪快に食べちゃいます。
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口の中でねっとり広がるイカの食感。
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続いて、九州産のクエ。
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こちらは、クエが成長したサガというお魚だそうです。
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続いて、小さな鯛の春子(カスゴ)。
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さっぱり、だけどふんわりした身が美味しい。
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ここで、お吸い物も頂きました。ほっとする〜。
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大将の手さばきに釘付けです、私。
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続いては、鮪です。
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大きな鮪にふんわりしたシャリ。本当に美味しいのです。
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そして、贅沢な大きなの大トロ。北海道の大トロです。
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この綺麗なトロ色。これが一瞬で口の中でとろけるんです。
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次は、漬け込みの蛤。通常では煮蛤にするそうなのですが、そうすると食感が固くなってしまうんですね。
なので、漬け込むことによって柔らかい食感のまま食べられるんだそうです。

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本当にふんわり、蛤ってこんなに柔らかかったんだ!と驚きでした。
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続いては、車海老。また色鮮やかな海老!
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海老も身がぷりっぷりなのに口の中ではふんわりなんです。
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大好物の穴子まで。
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これがハツ的には衝撃でした。今まで食べた穴子の中で一番美味しい!
クリームのように口の中で穴子がとろけるんですよ。何十個でも食べたいくらい。
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最後はやっぱり、玉子。
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すり身が入った玉子焼きはちょっと甘目。
馬の倉掛の形になっているんだそうです。
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ひとつひとつ、握り方や食材のお話、江戸前鮨の由来、これからのお鮨の未来について・・・、
等々本当にいろんなお話を伺って、とても勉強になったし、
なによりお鮨をより美味しく頂けました!

お店は一見敷居が高そうですが、全然そんなことなく、
ひとりでぷらっと来てよ〜。と言って頂きました。

お値段も予算を伝えれば予算内で握ってもらったりもできますよ。
ハツもまたひとりでぶらり、カウンター鮨したいと思います。

大将、ガイドの橋本さん、ありがとうございました!
ごちそうさまでした。


銀座 鮨 わたなべ寿司 / 銀座駅東銀座駅有楽町駅
夜総合点★★★★ 4.0