ブログの書き手「ブロガー」が今年1月末で2695万人のぼった。総務省の調べで分かった。「口コミ広告」などブログの市場規模は08年度で160億円と推計された。ブログは、商品の売れ行きをも左右する「メディア」に成長している。
http://www.asahi.com/business/update/0711/TKY200907100436.html


「アフィリエイト広告」:約69億円
「口コミ広告」:約67億円

この二つの合計で市場全体の約85%を占めている、とのこと。
ここで言うクチコミ広告とは、ペイパーポストも含む、ブロガーのレビューやモニターを指しています。

成長の理由としては、企業が「宣伝手段」としてブログを使いはじめたから。
特に、ここ最近ではやっとナショナルクライアントの参入が増えたのではないでしょうか。

ブログを広告として使うのは少し前だと「ネガティブな意見が・・・・」といった消極的な企業が多かったけれども、最近では「ちょっとくらいネガティブなことがかかれるのは当たり前」、が当然の認識になってきたと思う。

2年くらい前、ペイパーポストが流行りだして、それからかなり多くの会社がブロガーを囲い始めた。
そして、本当にたくさんの会社が「ブログのクチコミプロモーション」と謳って広告商品として売り出した。
記事の内容の制限がかかったペイパーポストは、当時の「ネガティブな記事は書かれたくない」というクライアントにとって、とっても都合のよいものだったと思う。
ブロガーも、「記事を書くだけでお金がもらえる」とあって、1人が同じような多くのサービスに登録した。

実際、私も数年前多くのペイパーポストサービスに登録し、規制された記事を多く書いた。

毎月3000円くらいの収入があったでしょうか。
仮に、1記事150円の報酬があるとして、3000円儲けるには20記事を書くことになる。

1案件600名の募集があると、150円×600名=9万円
1案件の費用が運用等もろもろ含めて50万円とすると、1案件でかかる合計は約60万円。

1ヶ月20件の案件がまわるとすると、60万円×20案件=1200万円
半額だとしても600万円かぁ。
すごい。


そんな頃があって、今はもう、「やらせ」記事はネガティブ記事よりも恐れられているかもしれない。
というか、そうでなければならない。

こういった、ブログ運営会社でもなくブロガーを囲っている「中間業者」は、だんだんと数が減ってきていますね。
中間業者に登録しているブロガーは、ほぼ重複していると思っています。
なので、結局はどこの中間業者に依頼してもだいたい同じ結果になる。となれば、強い会社や大きな会社しか生き残れないわけです。

でも、それよりも、ブログ運営会社のほうが強いわけで、こういった中間業者が必要なくなるときがくるのだと思う。



08年度のブログの市場規模は160億円。
うち、クチコミ広告は67億円=約42%。

10年度には183億円に達すると見込まれているので、
割合が同じだとすると、約77億円。
この77億円のうち、どれくらいが中間業者に渡っている金額なんでしょうか。

77億円÷12ヶ月=6億4000万円

毎月、ブログ広告に6億円以上のお金が使われるのですね。


「ブログは、商品の売れ行きをも左右する「メディア」に成長している。 」
これは嘘じゃないと思う。

でも、それを発信するブロガーは、嘘はつかない。

ブロガーが発信したいと思うときは、
「自分が何かを受け止めたとき」であって、
嬉しかったり、感動したり、悲しかったり、自慢したかったり。

そうゆう時であって、
お金をもらうために、人に指示されたときれはない。

「商品の売れ行きを左右するメディアとしてのブログ」は、前者であって、
そうゆう意味では後者はブログじゃない。
ブログというツールで書かれたただの広告文。


ブログのいいところは、閲覧者がそのブログ記事を見ることによって、擬似体験ができること。
そしてそれを自分のメディアを使って拡声できること。
そこから、無限大の伝播が広がること。


閲覧者が「自分もこれを広げたい」と思うには、「擬似体験すること」が重要であって、疑似体験するには、見たブログ記事が体験された記事・もしくは疑似体験された記事でないといけないのです。

だから、体験されていない記事が数多く発信されたとしても、そこから疑似体験は起こらない。
よって、いつまでたってもクチコミの伝播ってのは起きないんだと思う。

そんな風なブログの使い方をしても、誰にもメリットはない。